台風とBCP〜緊急時の対策について〜
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
一宮市千秋町のペットパークラヴィです。
8月15日、紀伊半島から兵庫を縦断する台風7号の影響により、ラヴィは休業させていただきました。 といっても犬がいるので餌やりと運動、犬舎の掃除をしなくてはならないので誰かは出社しなくてはなりません。
このような状況の対応について、今年6月頃、ラヴィの社長が、経営の勉強会(愛知中小企業家同友会)でBCPについて聞いてきていました。
BCPとは「Business Continuity Plan」の頭文字を取った言葉で、企業が緊急事態時の被害を最小限に抑え、事業が継続できるように対策や方法をまとめた計画のことです。
この勉強会後、台風が来たときの出社体制をどうする?もし地震で電車が止まって帰れなくなったらどうする?・・・など自然災害の対応を決めました。
・朝から暴風警報が出ている、電車通勤の方は電車が止まっている
→当日は通勤できないため欠勤とする
・夕方から計画運休が発表されている
→帰れないため、原則として最初から出社しない 台風で暴風警報などが見込まれる場合は、ラヴィは臨時休業とし従業員の安全を優先する。
但し、動物はおなかをすかせるため、社長他、地元に居住しているものは、安全確保を前提に出社し動物の世話にあたる。
今回の場合、15日に台風7号が接近のためJRは終日運休、名鉄も午前10時からの計画運休が発令されました。
BCPに従い、電車通勤の従業員は欠勤 地元に住んでいる者が安全確保をした上で出社し、動物の世話をしました。今回の台風は、BCPを考えていなくても、電車通勤している従業員は出社できませんので同様の結果だったかもしれません。
しかし、BCPの中には、勤務中に大地震が来たとき動物をどうするか、帰宅手段を失った場合どうするか?なども、話し合いの上、対応を決めています。 帰宅手段を失った場合は、その日は帰れない事を前提に寝袋を用意しています。
災害がないことが一番ですが、万が一のためにBCP。 中小企業では18%しかBCPを整備していないそうです。 ラヴィは、まだ従業員が少ない今のうちに整備して災害に備えています。