犬の尻尾はあるのが当たり前ではない!?
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
一宮市千秋町のペットパークラヴィです。
今回のブログは、犬のナチュナルテール・尻尾についてです。
尻尾があるのは当たり前と思う方もいると思いますが、実は必ずしもそうではありません。また、 尻尾にはどんな機能や意味があるのか?
そんな内容を、最近ラヴィに、ミニチュアシュナウザーのナチュラルテールの男の子がやってきたことを通じて、お伝えします。
ナチュラルテールとは、生まれてから尻尾を切っていない犬のことです。 シュナウザーの他、プードルやコッカなども多くは生後2~5日で尻尾を切ります。
もともと尻尾を切る理由は狩猟犬や牧羊犬として、しっぽが長いことで敵に踏まれたり、けがをすることを防ぐという実用的な理由がありました。
しかし現在、ほぼ家庭で飼われるのに尻尾を切る理由は「そういうものだから」「その方が可愛く見えるから」などです。 そして、尻尾を切ってあるほうが高く取引されるし、売れやすいという現実もあります。
しかし尻尾を切ることで、「しっぽの機能がうまく働かなくなる」と言う問題があります。犬は、尻尾でバランスを取りながら歩いたり走ったりしていますが、それが出来なくなります。また「感情表現がしにくくなる」と言う問題もあります。
犬が一生懸命尻尾を振って、好意を表してくれるのはかわいいと思うのですが、尻尾がなければ、それが出来ないまたは小さくなります。
ラヴィで売っている動物は、ほとんど市場やおつきあいのあるブリーダーさんから仕入れてきたので、最初に繁殖させたブリーダーさんの方針によっては断尾している動物も扱っています。
しかしラヴィでは、断尾を伴う動物の繁殖はしないことにしています。もしかしたら、繁殖するかもしれませんが、そのは断尾をせずナチュラルテールのまま繁殖させていきます。